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From Seed to Cup ~種からカップまで~

収穫期は毎年9~10月に始まり、約3ヶ月間続きます
 
 
赤く完熟した実(コーヒーチェリー)だけを選んで
         
 一つ一つ丁寧に摘み取ります
摘み取り後、手作業で果皮をむきます
 
  
水に浮く比重の軽い豆は除いて
 
重く品質のよい豆のみを厳選します
 
 
もったいない気持ちが込み上げてきますが
 
美味しいコーヒーをつくるには欠かせない作業なのです
きれいに洗浄されたコーヒー豆は乾燥工程に入ります
 
 
小笠原の太陽の下で約半月かけてゆっくりと乾かします...
 
 
しかし、島では突然にスコールが降ってくることもあり
 
湿気・湿度の管理には常に気を配らなければなりません
私たちの選んだコーヒー精製方法は「ハニー製法」
 
精製方法の中で、最も手間のかかる方法ですが
大切な豆だからこそ妥協をしたくはありません
 
チェリーから果皮をむく段階で、種子に付着している
 
糖度の高い果肉をある程度残しておきます
 
 
 これにより、チェリー特有の甘みを含んだ風味が生まれます
 
 
当園では、比較的浅めの焙煎に仕上げています
 
コーヒー豆本来の持ち味を楽しんで頂くためです
 
 
当園のコーヒーを召し上がっていただいた方々からは
 
「のどごしが良い」、「冷めても美味しい」、
 
といったご感想をよく頂いております
 
 
  あなたも、自慢の一杯を味わってみて下さい
本ページで紹介したコーヒー生産の工程を
実際に体験できるコーヒーツアーをご用意しました
 
父島へ足を運ばれた際はぜひ体験してみて下さい
スタッフ一同、お待ちしております
Nose's FarmGarden のコーヒー生産・精製は
 
多くのことを自然に委ねています
 
 
コーヒーの実はコーヒーチェリーと呼ばれるように果物なのです
 
赤く熟した実は動物や鳥に食べられてしまうことがよくあります
 
しかし、熟していなければ種子が水に浮いて製品化できません
 
 
台風でコーヒーの木がなぎ倒されることもあります
 
 
コーヒーの木は直射日光に弱いため日陰を作る植物と混作します
 
日陰樹は防風林としての役割も果たしてくれる大事な存在です
 
 
小笠原の雄大な自然は世界でも稀有なものですが
 
私達にとって、その恩恵と猛威は常に隣り合わせです
 
コーヒーは世界中で生産されている作物であり
 
様々にカタチを変えて世界中で消費されている商品です
 
 
世界的に見てコーヒー産業労働者数は他産業と比べ最も多い
 
つまり、コーヒーという飲み物は最も多くの人の手によって
 
育てられ・作られ・運ばれ・届けられたもの
 
 
私たちはコーヒーを感謝の飲み物と考えています
 
 
 
< 完 >
 
 
 
 
 
私たちの作った小笠原産のコーヒーやフルーツを
 
実際に楽しんで頂けるストアページをご用意しました
 
 
年度により収穫量の変動はありますが
 
量・品質共に安定した生産を心がけています
 
 
Nose's Farm Gardenの思いが一人でも多くの人に届くよう
 
小笠原・父島から願っております
日本のコーヒー輸入量、消費量は共に世界第三位
(全日本コーヒー協会HP参照)
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