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●コーヒーノキ栽培三原種
アラビカ種-世界中で栽培される60~70%がアラビカ種とされる。味と風味に優れ唯一ストレートで飲める。
原産地はエチオピア。火山灰土質で、水はけのよい肥沃な弱酸性土壌が栽培適地とされている。
コーヒー産地として有名なブラジルの高原地帯や中米の高地、西インド諸島では似たような土壌特性を持っている。
ロブスタ種-主にインスタントコーヒーの原料となる。もしくは、安価なためブレンドを作る際にアラビカ種と混ぜられることが多い。
結実性に優れ世界に流通するコーヒーの30~40%を占める。また、耐病性が強くコーヒーの木の大敵であるサビ病に強い。
(植物学的にはカネフォラ種という名称が正しい。ロブスタ種はカネフォラ種の一変種だが同義とされる。)
リベリカ種-西アフリカの一部の国が消費しているだけで、世界的にはほとんど流通していない。主に研究用や交配用に用いられる。
*これらを交配・改良した亜種は100種以上ある。
*歴史学的にはアラビカ種の発見が最も早いが、遺伝子学的にはアラビカ種はロブスタ種から生まれた可能性が高いとされている。
本ページの主な出所 : 「COFFEE- A Celebrationof Diversity 多様性の祝祭」
著者 Fulvio Eccardi Vincenzo Sandalj
2005年8月日本語版初版発行 発行者日本スペシャルティーコーヒー協会
「コーヒー おいしさの方程式」
著者 田口護 旦部幸博、2014年1月初版発行 発行所NHK出版
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